我が家は長女小4(9歳9か月)、長男小2(7歳6か月)の時に次女が産まれました。学年でいうと長女と次女は10学年差、長男と次女は8学年差の年の差きょうだいです。
この記事ではそんな年の差きょうだい育児の実態を綴っていこうと思います!
次の子どもは上の子の手がもう少しかからなくなってから…と考えていたら、思いのほか年が離れてしまった…
というような方や、私と同じように年の差きょうだいを持つママに共感してもらえる部分があれば嬉しいです!
年の差きょうだい10歳差の育児とは?
大きな年齢差があるきょうだい関係の特徴
うちの場合、次女と上のきょうだいの年の差が8歳と10歳あるので、一緒に遊ぶというよりもお世話してあげるという感じになりがちです。
上の二人は2歳差育児だったので、この感覚が新鮮で(笑)
家族みんなで、次女を育てているような感じになっています。
次女が何か出来るようになったことがあると、家族みんなでそれを報告しあい、喜ぶという感じです。
上の2歳差のきょうだいと違う点は、きょうだい喧嘩がないという事。
これは母の精神衛生上、とても助かっていて(笑)
まだ次女が2歳なのでかもしれませんが、上の姉、兄は何をされてもやり返したりはせず、耐えていますね(;^ω^)
年の差きょうだいの育児でぶち当たった壁
年の差きょうだいで現状最大の壁だったのが、長男の心のケアです。
長男は繊細なタイプの子で、妊娠中から赤ちゃんを受け入れてくれるか心配していました。
赤ちゃんにお母さん取られた!と長男に感じさせないようにしなければと思っていたんです。
ですが、赤ちゃんが産まれるとやっぱり、赤ちゃんのお世話に時間が取られてしまいます。
私自身も36歳という年齢での出産でしたし、上の子たちの時みたいに里帰りも出来ず、退院後は自宅で三人育児をスタート。
自分の体もボロボロで、赤ちゃんが寝たら一時でも寝ていたいような状態…
長男と話していても赤ちゃんが泣くとお互いが気になってしまうので、会話も中断…
そして、次女が産まれて数か月経った頃、長男が登校拒否になってしまいました。
乳飲み子を連れて真冬の外を早朝から長男を連れて歩いて学校へ連れていくという生活が2か月くらい続きました。
一人授業参観をしばらくやってみたりしたものの状態は良くならなくて…
お母さんと離れたくないと泣き叫ぶ息子を先生に託して帰るという方法にシフト。
そんな荒療治を続け、冬休みに突入。
冬休み明けも登校拒否を心配していましたが、次女が少し大きくなり、冬休みで母との時間を満喫できたのか、3学期はすんなり学校へ行ってくれるようになりました。
今思えば短い間でしたが、当時の私にはすごく長く感じる辛い期間でした。
年の差10歳以上の兄弟ならではの苦労
年の差があることで感じる喜びも苦労もあるんですが、ここからは先に苦労の方から紹介していきます。
活動時間の違い
年の差きょうだいで感じる苦労の1つ目は、きょうだいでの活動時間の違いがあるというところ。
うちの上の子達は小学生なので、平日の朝は早いし、姉の方は部活をしているので夜も帰ってくるのが7:30とか…
一方末っ子はまだ2歳なので、希望としては8時〜9時ごろには寝せたい…
ありがたいことに今は夫が姉の部活のことをやってくれたり、夜ご飯の後の食器洗いをやってくれるので、私は下の2人のことを中心に動けていますが、それでも寝る時間は9〜10時になってしまってます。
夫が出張中などはもっと遅くなることも…
出来ることの違い
普段の生活の中ではさほど困らないんですが、出来ることの違いが気になる場面もあります。
それは、お出かけの時。
小学生と2歳児ではできることが違うので、いつもどちらの遊びを優先するべきか悩みます。
小さな子だから楽しめる場所にいけば小学生は楽しめない。
でも末っ子のの小さい時期は今しかないし、上の2人の小学生時代も今しかない。
その狭間でいつも葛藤してますね…
姉は部活もしてるので、お休みも限られてて。
これから先も成長とともに、家族でお出かけできるチャンスはどんどん減ると思うので、今のうちに家族全員でのお出かけをみんなで楽しみたいんですけどね😅
年の差兄弟だからこそ味わえる喜び
続いては年の差きょうだいだから味わえる喜びも紹介したいと思います。
お姉ちゃん、お兄ちゃんの成長を感じる瞬間
まずはやっぱり、上の2人の成長を感じる瞬間ですね。
上の2人が末っ子のお世話をしていたり、一緒に遊んでくれていたりするときに、こんな風に小さい子に接することができる子になったんだとか感じます。
単純に比べて、こんな小さかったのにこんなに大きくなったんだとかも思いますし。
心の面も、体の面も成長を感じれるのは嬉しい瞬間ですね。
家族全員が成長できる育児体験
我が家にやってきた小さな末っ子をお世話するということは、私たち親にとっても、きょうだいにとってもすごくプラスになる体験です。
みんな末っ子が昨日〇〇ができるようになった!とか、こんなことしてて可愛かった!とかわれ先にと話し出します!
家族みんなで末っ子のお世話をすることで、以前よりも家族が団結したように感じます。
まとめ:年の差兄弟育児の苦労と喜び
年の差10歳以上のきょうだい育児は、活動時間の違いや出来ることの違いなど特有の苦労があります。
でも、きょうだい間の絆や成長を体感できる貴重な経験でもあります。
年の差きょうだいに限らず、赤ちゃんが生まれたばかりの頃は上の子たちへの配慮や密なコミュニケーションが必要です。
そうすれば、きょうだい間の関係をより良いものに育て、家族全体が成長できるはずです☺️
年の差きょうだいの育児は、家族の絆を強くする力を持っているのです。